期 日: 平成30年12月1日(土)・12月2日(日)
会 場: 福島県相馬市総合福祉センター はまなす館(1日)
地域活動支援センターなごみ(2日)
=内容=
12月1日(土) 講演 「3.11東日本大震災と心の災害:
福島にみるストレス症候群」
講師:蟻塚亮二先生
(メンタルクリニックなごみ院長 精神科医)
実践報告 「トラウマと作業療法~事例の体験を通して~」
香山明美氏(東北文化学園大学 作業療法士)
「トラウマと作業活動
~専門支援者へのアンケートより~」
服部正仁氏(訪問看護ステーションなごみ
作業療法士)
12月2日(日)公開症例検討会
症例提供者 小池俊輔氏
(一陽会病院 作業療士)
スーパーバイザー
香山明美氏(東北文化学園大学 作業療法士)
青山 宏氏(西九州大学 作業療法士)
活動報告
事務局 佐藤
当日は風が強かったものの、福島県を中心に・仙台・山形・西九州と各地からの参加者を得ての開催となりました。1日目の研修会では、蟻塚先生からの、深みのあるPTSDを中心とした講演、香山氏から長い臨床を土台にした作業療法における実践をまとめていただき、服部氏からは、現在の訪問活動を踏まえた報告と、滋味あふれ、具体的かつ原則的な臨床へのヒントをいただけた内容でした。
2日目の症例検討会では、過去の「トラウマ」を抱えた、抗不安薬に依存しがちなケースに、個別の作業療法でどのように関わるか、今現在の対処と、「トラウマ」に作業療法士としてどのように触れていくかがテーマとなった、提供者の小池さんの人柄・持ち味も生かされた経過を検討・振り返った、貴重な場となりました。
講師の皆様、提供者の小池さん、参加者の皆様、ありがとうございました。