令和6年ニュースレター(No228-234:予定)

 令和6年ニュースレター

第221回定例会 <No228>

第222回定例会 <No229>

第223回定例会 <No230>

第224回定例会 <No231>

第225回定例会 <No232>

2024年度 特別研修会 <No233>

第226回定例会 <No234>

 

三十周年記念研修会 

    (令和5年度 秋の研修会)

日時:2023年10月28日(土)10:00~17:00
会場:ハイブリッド開催
   現 地:東北文化学園大学 
   W e b:ZOOMを使用

<青山代表の挨拶>


<公開事例検討会>

事例提供者:下山 敦美氏(青木病院)
  助 言 者:大橋 秀行氏(南浜中央病院)
          香山 明美氏(東北文化学園大学)

指導者の先生方からの的確なアドバイスや
意見交換も沢山行われました。

大橋 秀行氏(南浜中央病院)

活発な意見交換がありました!


<シンポジウム>
基調講演:香山 明美氏(東北文化学園大学)
「精神科作業療法において事例検討を続けることの意義」
   

報  告:
「研究会30年の歩み」
    稲毛 義憲氏(臨床精神科作業療法研究会 事務局長)


「研究会誌20巻の軌跡」
    青山 宏氏(臨床精神科作業療法研究会 代表)


ディスカッション
テーマ:「精神科作業療法の臨床を続ける中で、
              私は本当に何をしたいのか」


       
< シンポジスト>:右より
早坂 友成氏(杏林大学):「患者さんのために何ができるのか」
狐塚 辰朗氏(群馬病院):「スティグマを感じ、病棟を耕す」
鈴木 扶希氏(東北福祉大学せんだんホスピタル):
  「どうしたいのか?と問うことと,問われること
     ~思春期青年期精神科デイケアでの実践を通して~」
南 庄一郎氏(大阪精神医療センター):     
   「これまでの臨床経験のふりかえりと私がしたいこと」


<設立30周年祝賀会 記念写真>


研修会の後の祝賀会、楽しく過ごしました!!



令和5年ニュースレター(No222-226)

令和5年ニュースレター

第216回定例会 <No222>

第217回定例会 <No223>

第218回定例会 <No224>

第219回定例会 <No225>

第220回定例会 <No226>

2023年 秋の研修会   <No227>


令和4年ニュースレター(No216-221)

 令和4年ニュースレター

第211回定例会 <No216>

第212回定例会(中止)<No217>

第213回定例会 <No218>

第214回定例会 <No219>

第215回定例会 <No220>

2022年 秋の研修会 <No221>




令和3年ニュースレター(No210-215)

 令和3年ニュースレター
 令和3年分より活動報告をニュースレターの形で皆様にご報告いたします。
ご覧下さい!

第206回定例会 <No210>
第207回定例会 <No211>
第208回定例会 <No212>
第209回定例会・総会 <No213>
第210回定例会 <No214>
2021年 秋の研修会 <No215>
2019年度秋の研究会研修会報告

作業療法臨床におけるスーパーバイズと事例検討を考える

~臨床実習が変わる!変革の時の今、その意義とは~

■日時:2019年11月23日(土)第1部:10:30~12:30 
                                             第2部:13:30~17:00
■会場:東北福祉大学せんだんホスピタル 大会議室
 
■プログラム
第1部 10時30分~12時30分
講演:「臨床実習はどう変わるのか 
                               ―望まれるスーパーバイザーのありかた―」
講師: 香山明美(東北文化学園大学 教授 
                          日本作業療法士協会副会長 OTR)
  司会: 銀山章代(四条畷学園大学 教授 OTR)

第2部 13時30分~17時00分
シンポジウム「事例検討会から学ぶ」 
 「事例検討会とスーパービジョン」   
     青山 宏(臨床精神科作業療法研究会代表 OTR)
 「作業療法と事例検討」         
     大橋秀行(南浜中央病院 
                                         埼玉県立大学名誉教授 OTR)
  「事例検討方法論」           
     稲毛義憲(東北福祉大学 
                                         せんだんホスピタル OTR)
  「事例検討会を続けるための工夫」   
              佐藤知生(かなやの里 OTR)
  「参加者として・発表者として思うこと」
               梅津雄志(一陽会病院 OTR)
  「事例提供の経験から得られること」  
     鈴木扶希(東北福祉大学 
                                         せんだんホスピタル OTR)
  「スーパーバイザーとしての心構え」   
     故五十嵐善雄(ヒッポメンタルクリニック 精神科医 当会顧問)



研究会研修会の報告
認定NPO法人さわおとの森
高橋麻理
 今回の研修会では、臨床におけるスーパーバイズと事例検討について深く考えることができ、有意義な研修となりました。
 第一部では、来年度から適応となる臨床実習の新たなガイドラインについて伺いました。そのガイドラインを基本としながらも、精神科作業療法において、より良い実習となるよう、どのように進めていくべきか、全国からの参加者皆で話し合うことができました。
 第二部では、精神科作業療法臨床の分析や、事例検討の意義・構造、事例提供の体験談等について、7名の方々からお話しを伺い、様々なことを考える機会となりました。第一に、日々の臨床において、自分自身や対象者、家族、関係者と誠実に向き合う大切さを感じました。事例を提供するに当たり、更にそれを深められ、周辺環境も含めてスーパーバイズを受けることで多くの学びや自信、新たな指標を得られること、反対に他者の事例検討においても同様の学びを得られることを確認し、本研究会の大きな意義を感じました。


第199回 定例会報告
期 日: 平成 31年 7月 6日(土) 13:30~16:30
会 場: 宮城県  仙台市シルバーセンター

発表者:鈴木 博行       
司会:酒井 良隆        記録:佐藤知生

定例会報告
東北保健医療専門学校
酒井良隆

 今回の定例会では、施設・事例共に発表の承諾が得られない状況にあり、詳細な資料などの提示は出来ないことを、会員の皆様にはご理解頂きたいと思います。
 症例はパーソナリティ障害の方でした。OTRとの出会いを通じて、安全基地を手にした症例が多くの他者との関係性に折り合いをつけていきながら、自身の生活基盤を広げていく経過を発表頂きました。
 症例自身と似たようなタイプの方とは、はじめは目の敵にしていた関係性から自分の鏡のような存在だと認識し、交流を深めていく経過や、他者との関係性を通じて自身を認めていく経過、実はOTRと事例が似ている存在であるからこそ、分かりあえる点が多く、理解が深まり、互いが居心地のいい存在になった経過が発表されました。
 発表を通して、参加者からは「多職種との連携の取り方」についての質問があり、鈴木先生からは「OTならではの視点を伝えること」、「相談から始めることで関係性を形成する」
、「職種間で考えやポイントを伝え合うこと」などが挙げられました。
 自分の臨床に活かせるよう、多くの質問が挙がる、活発な参加者同士の交流が見られた充実した定例会となりました。

第197回定例会報告
期 日: 平成 31年 3月 2日(土) 13:30~16:00
会 場: 宮城県  せんだんホスピタル

発表者:西村尚樹       
司会:稲毛義憲        記録:佐藤知生

定例会報告

せんだんホスピタル
田中優果

今回は舞子浜病院所属OT1年目の西村尚樹さんの発表をもとに質問や意見が飛び交う事例検討会となりました。初めての発表ということでしたが、職場のスタッフと千思万考しながら糸口を探し、ひとりひとりの対象者に対して誠実に関わりを行っていることが目に浮かぶ素敵な発表でした。今回の検討会では、日々の関わりの中で誰もが感じるような戸惑いや悩みを含めて発表していただいたため、私自身も行き詰っている状態から少し抜け出して、これまで過ごしてきた経験だけでは得ることができない思考と発想を吸収することができたように感じます。 
毎度感じることではありますが、ひとりの対象者について深く考え、それぞれ異なる環境にいるOTが知識や技術・経験を交えて情報を交換することにより、新たな学びや発見を得ることが出来るとても有意義な機会になっていると思います。この学びを日々の業務に活かし、柔軟な発想で様々な視点から対象者を捉えることができるよう、さらなる成長を目指して日々精進したいと思います。

研修会報告
期 日: 平成30年12月1日(土)・12月2日(日)
会 場: 福島県相馬市総合福祉センター はまなす館(1日)
     地域活動支援センターなごみ(2日)
=内容=
12月1日(土) 講演 「3.11東日本大震災と心の災害:
              福島にみるストレス症候群」
        講師:蟻塚亮二先生
          (メンタルクリニックなごみ院長 精神科医)
   実践報告 「トラウマと作業療法~事例の体験を通して~」
          香山明美氏(東北文化学園大学 作業療法士)
        「トラウマと作業活動
           ~専門支援者へのアンケートより~」
           服部正仁氏(訪問看護ステーションなごみ 
                     作業療法士)  
12月2日(日)公開症例検討会
       症例提供者 小池俊輔氏
              (一陽会病院 作業療士)         
       スーパーバイザー
          香山明美氏(東北文化学園大学 作業療法士)
          青山 宏氏(西九州大学 作業療法士) 

活動報告

 事務局 佐藤

当日は風が強かったものの、福島県を中心に・仙台・山形・西九州と各地からの参加者を得ての開催となりました。1日目の研修会では、蟻塚先生からの、深みのあるPTSDを中心とした講演、香山氏から長い臨床を土台にした作業療法における実践をまとめていただき、服部氏からは、現在の訪問活動を踏まえた報告と、滋味あふれ、具体的かつ原則的な臨床へのヒントをいただけた内容でした。
 2日目の症例検討会では、過去の「トラウマ」を抱えた、抗不安薬に依存しがちなケースに、個別の作業療法でどのように関わるか、今現在の対処と、「トラウマ」に作業療法士としてどのように触れていくかがテーマとなった、提供者の小池さんの人柄・持ち味も生かされた経過を検討・振り返った、貴重な場となりました。
 講師の皆様、提供者の小池さん、参加者の皆様、ありがとうございました。 

 
           

第195回 定例会 
平成30年9月 1日 (土)13:30~16:30
会場:岩手県 岩手県立胆沢病院

発表者:高橋 優菜        
司 会:今宮 正彦      記 録:佐藤 知生


定例会報告
六角牛病院
高橋太樹

暑さがひと段落し、心地よい気候の中、私としては昨年の「水光園」での研修会以来、1年振りの参加でした。
情報提供では、OTの記録業務について質問したところ、皆さん詳細に教えていただき、大変参考になりました。
症例検討会では、未来の風せいわ病院の高橋さんより暴力行為を繰り返してしまう事例を提供いただきました。対応困難な症例ですが、認知行動療法的なアプローチを試み、指示的・共感的対応をしっかりととりながら症例に向き合っていると思いました。
また、症例の治療経過中で使用した「怒ったときの天津飯」、私自身も家庭で職場で使いたいと思いました(笑)皆さんも見てみてください。


194回 定例会報告
日時 平成30年7月7日(土) 13:30~16:30  
会場 仙台市民会館 第6会議室

発表者:大波 衛        
司 会:酒井 良隆      記 録:今宮 正彦




定例会報告
介護老人保健施設さくらの杜
佐藤 容子

 7月7日(土)、少し肌寒さを感じる仙台で194回定例会が行われました。今回の事例は、統合失調症を長く患い、身体疾患を併せ持つ高齢の女性Aさんでした。病院の現状も含め困難な状況の中、奮闘しながらも丁寧にAさんとかかわり続ける大波さんの真摯な発表に心を打たれ、少なからずわが身を反省させられると同時に勇気と希望をもらいました。超高齢社会の中、Aさんのような事例に出会う機会は、今後ますます多くなるでしょう。
 初めて当会に参加したのは、20年以上も前になります。長らく会から遠ざかってましたが、2年前にしばらく振りに参加し、その“変わりの無さ”に心地の良い懐かしさを感じました。事例から学ぶことの面白さ、大切さは変わらないのだと思います。
「希望を処方する」とは精神科医の中井久夫の言葉です。帰り道を歩きながら、この言葉が頭をよぎりました(今日来て良かった、来れてよかった)。私にとってこの会は、まさに“希望が処方される場”です。そして新人の頃の自分に再会し、初心に返り謙虚にさせてもらえる場でもあります。次回参加できる日を楽しみにしつつ、少しでも成長できていれば良いな、と思います。

第193回 定例会報告
期 日: 平成30年5年26日(土) 13:30~16:00
会 場: 山形さくら町病院 作業療法室

発表者:菅野 巧朗        
司 会:稲毛 義憲      記 録:佐藤 知生

定例会報告
かなやの里
佐藤知生

 今回で193回目の定例会となりました。いつも事務局の立場で参加するのですが、毎回よく継続されているなあとの感慨にふけると共に、事例を提供してくださる方への感謝の念を覚えます。そして毎回新たな気づき・確認・知見の吸収があり、大変貴重な追体験の場とさせて頂いております。
 さて、今回は精神デイケアでの60代後半で「就労」を希望した事例でした。周囲のスタッフはその年代で就労を希望するとは考えていなかったため、驚き・保守的な発想などがデイケア内で生じ、スタッフ間にも葛藤をもたらしたようです。しかしながら、その希望を受け止め、就労への支援を開始し、現在も継続している報告でした。
 また、ご本人が女性スタッフへの恋愛感情を持ち、その行為をどのように職員は受け止めるべきなのかについても議論されました。
 ご本人の能力評価から就労は現実的な希望であること、やはり失敗するかもしれなくてもチャレンジを後押しし、失敗したとしてもポジティブに受け止め、フィードバッグすること、恋愛感情そのものは自然な健康な意欲として受け止め、対応を工夫することなどが確認されました。
 事例提供者の菅野さんの作業療法士としての素直な感性が、ご本人やデイケアの他スタッフへも影響したのではないかと感じた次第です。
 事例提供ありがとうございました。


第192回 定例会報告
期 日: 平成30年3年3日(土) 13:30~16:30
会 場: 仙台市 せんだんホスピタル

発表者: 鈴木 扶希      
司 会:佐藤 知生      記 録:佐藤 知生

定例会報告
南浜中央病院
氏家 汐理
 
今回の定例会は、どこにも頼る事が出来ず葛藤を抱え隔離治療を受けている事例をせんだんホスピタルの鈴木さんに発表して頂きました。若年発症から大人になりたくてもなりきれない状況と、同世代の人と自分を比べて立ちすくむ本人の心境が発表を聞いていて感じられ、とても苦しく歯がゆい気持ちになりました。
本人とご家族を取り囲む複雑な事情の中で、治療者としてどうアプローチしていけばいいのか、試行錯誤をしながら丁寧に本人と向き合う鈴木さんの姿勢がとても伝わり、私自身刺激を受けました。また参加した皆さんの様々な意見交換を聞き、自分では発想することが出来ないような考えやサポートの工夫を学べました。今後の現場での対応として参考にしていきたいと思います。
第191回 定例会報告
期 日: 平成30年1年20日(土) 13:30~16:00
会 場: 山形さくら町病院 作業療法室



発表者:稲毛 知佳       
司 会:佐藤 知生      記 録:佐藤 知生

定例会報告
社会医療法人二本松会
介護老人保健施設かなやの里通所リハビリテーション
佐藤知生

 かなやの里で働き始めて4ヶ月、まだまだ精神疾患や利用者様との接し方に難しさを感じる毎日です。今回紹介させていただきました利用者様は一見するとうつ病を患っているようには見えず「リハビリを頑張って体力を付けたい」とリハビリに対してとても意欲的な方です。ですが、うつ病再発の傾向として頑張りすぎてしまう利用者様であるため「頑張りすぎないように」寄り添う方法に迷いが生じていました。

 しかし皆様からのアドバイスで、どこに重きを置いて今後関わっていけばよいのかを自分の中で明確にすることが出来ました。また、アプローチの方法はまだまだ色々あるということを教えていただき、発表後の利用者様との関わりに早速活用させていただいております。貴重な経験をありがとうございました。


第190回 定例会報告
期 日: 平成29年11年11日(土) 13:30~17:00
会 場: 一陽会病院 精神デイケアMIRAI

発表者:小関 優佳       
司 会:服部 正仁      記 録:佐藤 知生


定例会報告

下総精神医療センター  
佐藤典子

今回は、自分のことを知られたくない症例との関わりの事例ということで、一陽会病院の小関優佳さんの発表を聞いた。時間をかけ、皆さんの質問や小関さんの話を通し、症例が文面から目前に顕われた気がした。症例の背景から、自分の世界に入り込むしかなかったのだなと、切ない気持ちになり、自分だったらどんな関わりをするだろう・・諸先輩方ならどうするだろう・・と思わず入り込んでしまった。その場では答えが出なかったが、皆さんの感想を聞くことができて、また色んな見方を学べた気がした。こういうところに、定例会の良さがあるのだろうと毎回ながら感じている。
改めて臨床精神科作業療法会の存在のありがたみや、事例検討の良さを感じることができ、前向きな気持ちになれた定例会であった。今後も参加していきたい。


第189回 定例会報告 
平成29年7月8日(土)13:30~16:30   

会場:仙台市 仙台市民会館 「第2教養室」



発表者:今野 佐也圭

司 会:酒井 良隆   記 録:佐藤 知生



定例会報告
東北保健医療専門学校 
酒井良隆

仙台市民会館という仙台でも有名な会場で行われた今回の定例会。市民会館の中にある「第二教養室」は最も我々になじみ深いOT室のような雰囲気の一室でした。どこか落ち着く、あらゆることが考えられる環境だったと思います。今回の定例会は福祉型障害児入所施設で今年度から勤務されている、今野先生からの発表でした。対象は自閉症などの障害を持つ方や、虐待・養育放棄などの措置者と幅広く、OTとしての取り組みに苦戦されている日々などご紹介頂きました。



発表事例も自閉症の方で、関係性作りの経過と今後の展望について話されました。発表事例の資料は、本人およびご家族からの同意を得られる状態にない事から、発送することは出来ませんが、対象者本人から表現されることをもとに、本人の安心をいかに提供していくか、そのきっかけとなるものを掴みつつある今野先生の取り組みに、参加者からの応援メッセージが多く寄せられた会になりました。

第188回 定例会報告 
平成29年5月13日(土)13:30~16:30   
会場:山形県 山形さくら町病院

発表者:石沢 正夫
司 会:渡部 賢一 記 録:佐藤 知生


宇野 都萌
医療法人杏山会吉川記念病院

作業療法士の研修会では、身体障害領域が中心になることも多く、精神科作業療法の事例検討や事例報告は少ないように感じておりました。今回、初めてこの研究会に参加させていただき、精神科作業療法の取り組み方について改めて勉強する機会をいただき、ありがたく思います。
 施設紹介では、目的に応じたグループ分けを行なっていることや、各グループでの取り組み、病院からデイケア、地域生活に至るまでの、法人全体の働きをご説明いただきました。一度見学させていただいたこともあり、イメージしやすかったですが、法人全体の大きさにまた驚かされました。病院から地域生活へ、それぞれのライフステージに応じて、必要なサポートが提供されていると感じました。当院でも、目的に応じた小グループでの取り組みに活かしていけないかと考えている次第です。
事例検討では、資料や発表から、自分が関わっている事例をイメージしながら参加しました。記載された評価結果だけでは捉えづらい部分について、実際の活動場面での様子や関わるOT自身の思いなど、なかなか意識していない部分についても深く考察がされました。数値だけで評価できるものだけではなく「にくにくしい」人間味のある評価が欲しいというご指摘もありました。今回学んだ取り組み、個人とのかかわり方を、実際に臨床でどのように活かすか、作業療法士としての関わりだけでなく、一個人としてどのように働いていくか、日々考えながら実践していきたいと思います。


第187回 定例会報告
平成29年3月4日(土) 13:30~16:30  
会場:埼玉県 埼玉県立大学

発表者:児玉 和也  
司会:大橋 秀行  記録:佐藤 知生

定例会報告

佐藤典子
下総精神医療センター

この研究会を知ったのは2年程前だったと思います。当時OT2年目の私は、自分の臨床を何とかしたいと、インターネットで検索し、偶然見つけたのがこの研究会でした。なかなか参加に至らず結局2年越しとなりましたが、自分の知識をフル動員しつつ新しい知識も吸収でき、2年分が凝縮したような有意義な1日でした。参加前はどんな会なんだろう…と不安な気持ちもありましたが、終わった後は来てよかったと足取り軽く帰ることができました。空白の2年分をさらに取り戻せるように、また定例会に参加したいと思います。

第186回 定例会報告
期 日: 平成21121日(土)13301630
会 場: 山形県 山形さくら町病院

発表者:梅津 恵美子    
司 会:渡部 賢一      記 録:佐藤 知生


定例会報告
公徳会佐藤病院
渡部由起子


稀勢の里が優勝を決め、トランプ大統領の就任式が行われ記憶に残る日。
梅津恵美子先生が、公徳会内会議報告にてステップアップし続ける気になる症例について発表されるということで、緊張しながら参加させていただきました。
 精神科デイケア通所中の症例の波乱万丈な生い立ちや障がい者雇用に結びつくまでの長い年月、作業能力が丁寧にまとめられているだけでなく、症例のおかれた状況だからこそ梅津先生は安心する場が必要と考え、受容的・指示的に関わられていました。辛い出来事続きでも陽気で人を疑わず面倒見が良く働きたいと強く願い続けた症例と、あたたかなお人柄で根気強く関わり、築きあげた信頼関係や周囲から認められていくことが、就労に挑戦する症例にとっての心のよりどころや自信になったのではないでしょうか。就労支援を行っていくことの幅広さ以上に、「デイケアに通う意味」というタイトルにこめられた症例に対する想いの深さとその意味を共有し実践することを大切にする梅津先生の信念を拝察し、常に対象者に寄り添い生活する力を高めていく関わりの奥深さを感じました。
梅津先生に敬意を表しつつ、報告とさせていただきます。

 

  平成28年度
   秋の研修会報告

     「精神科作業療法の評価:臨床に活かすコツ」 

 
 ◆日時:平成28年11月12日(土)・13日(日)
 ◆会場:東北福祉大学せんだんホスピタル 大会議室
            仙台市青葉区国見ケ丘6丁目65番8号 

 ◆プログラム
   11月12日(土) 
     13時受付開始

     13時30分~14時30分 
        講演「精神科作業療法の評価の視点(仮)」
          講師:渥美 惠美
          (東北福祉大学健康科学部教授 作業療法士)
     14時40分~16時40分 
        臨床事例を用いての演習

   11月13日(日) 
     8時30分受付開始

     9時~12時 
       公開症例検討会:
         「思考障害と認知機能障害により、
            環境適応能力が低下している事例」
          事例提供者 :鈴木 博行
         (川崎こころ病院 作業療法士)       
             スーパーバイザー:青山 宏
         (西九州大学大学院教授 作業療法士)



佐藤病
佐々木哲

 秋晴れののぞく中、二日間にわたって開催された研究会では40名を超える参加者が集まりました。『作業療法の評価』に焦点を当てたためか、非会員の方の参加も多く、日々の臨床で皆さんがいかに評価に悩み、重要性を感じているかが参加人数にもあらわれているように思いました。
 初日は渥美先生により評価のポイントを講演していただき、その視点を用いながら丹治先生の症例に対してグループワークを行いました。ICFを用いて他の先生方とディスカッションしながら対象者像を作り上げていく作業は、自身では思い付かない視点に気付かされることが多く、対象者のみならず、病名や家族、生活環境なども含めた全体像を整理し、見直す事の大切さを再確認する事が出来ました。
 翌日は鈴木先生の誠実さと、対象者を何とかしてあげたいという気持ちに応えるべく、質問や意見が多く飛び交う症例検討となりました。
 研修会や懇親会を通じて多くの先生方と接することで、“また明日から頑張ろう”というエネルギーをたくさんもらう事ができました。