第169回定例会報告

感想東北保健医療専門学校 酒井良隆

 今回20周年記念研修会の会場となる「特定非営利活動法人 ほっぷの森」を会場に、定例会が開催されました。佐藤病院の鈴木先生より、国のモデル事業として行われた「アウトリーチ」での取り組みについて、発表をして頂きました。 異国の地に嫁いでこられたケースの不安感と、満たされない思いから、日々の強迫的とも見える様々な行動に、鈴木先生が一つ一つ折り合いをつける作業が垣間見える発表でした。 患者さんの生活の場で、作業療法士がお役に立てることがあらためてわかった発表だったと思います。さらにそのためには作業療法士には多くの技量が必要になることも痛感した研修会でした。