平成23年6月4日（土)
定例会報告
社会医療法人公徳会 トータルヘルスクリニック かけはし第２デイケア
松村 利花
以前から参加したい気持ちはありましたがなかなか参加できず、今回やっと上山病院で開催された定例会に参加することができました。
事前の案内で認知症デイケアの症例とお聞きしていたので、数年前に認知症デイケアに勤務していた頃のことを思い返しながら、発表を楽しみにしておりました。松田先生の発表では初めに病院・デイケアの紹介と月間プログラムの紹介がありました。プログラムを拝見するとバラエティーに富んだものが多く、一つ一つ工夫されているのだなと感じました。
今回の症例はデイケア通所に至るまで、ショートステイ先や施設において入所困難と言われたりと問題行動があり、家族の介護は限界に達している方でした。通所するようになってからは徐々に落ち着いてきており、現在家族からの問題は聞かれていません。
通所されてから現在までの経過について振り返り、症例や家族にとってよりよいアプローチは何かについて検討しました。症例が男性ということもあり、女性スタッフと関わることが多いようです。デイケアでの松田先生の関わり方をお聞きして、私が認知症デイケアで働いていた時と似ている部分が沢山あり懐かしく思えました。質疑応答では様々な分野の作業療法士の活発な意見を聞くことができて、私自身の向上にも繋がりました。
今後も定例会に参加させていただきたいと思います。発表お疲れ様でした。
